わが家のかけがえのない家族、「モッチ」を紹介させていただきます。
わが家にひきとってから2年半が過ぎようとしています。ミックス(洋猫)・♀・年齢不詳。親バカでラグドールかシャムの血が混じっているのでは、と推測しています。
15年ほど前から動物を描いてはいますが、お教えする機会はあまりありませんでした。モッチがわが家に来たのをきっかけに動物を描く機会が増え、専門のクラスも持たせていただいて、お陰様で大好評をいただいております。
猫が「福を招く」というのは本当のことなのかもしれません。とにかく、一日でも長く、元気でそばに居てくれたらと願うばかりです。
▼頂き物
  • □実際のモッチの毛を使って、 大阪の生徒さんが作って下さったミニ額。

  • □モッチをイメージして、松山の生徒さんが作って下さったビーズ細工のストラップ。

  • □モッチの写真をもとに、名古屋の生徒さんが作って下さったコーヒーカップ。


▼最近のモッチ
■本当に久しぶりの更新です。
先日、かかりつけの獣医さんに連れていきましたが、体重は2.54kg、腎臓の数値は横バイでした。
保護した子なので、正確な年齢はわかりませんが、3年半ほど前に獣医さんに『とうに10才は超えている』と言われましたから、 少なくとも16才ぐらいにはなっているでしょうか。人間でいうと相当な高齢ですので、歩き方もだいぶゆっくりになり、高い所にも登ろうとはしなくなりました。
それでも少食ながら食べる意欲はあり、腰のあたりをトントンと軽くたたいてあげると気持ち良いらしく、離れて行っては、またやってといわんばかりに戻ってきます。それを繰り返すのが良い運動になるかな〜と思っています。
別れなければならない日はそう遠くはないかもしれないという気持ちは頭の片隅を離れませんが、この穏やかで幸せな時が1日でも長く続いてくれますように・・・と只々、心から祈っています。





■南向きの我が家のリビングには、冬、本当に暖かな日差しが入ります。
特にネコタワーの上は午前中いっぱい日が当たるので、モッチのお気に入りの場所となっています。








写真1 すっかり脱力してぐっすり眠るモッチ。
写真2 あまりに脱力して今にも落ちそうです。起こすべきか否か…。結局、落ちずにすみました。
写真3 モッチ得意の『土下座寝』。暖かい電気毛布に額を押しつけてぐっすりと眠っています。苦しくなると目を覚ますのですが。




■暑い夏が去り食欲もかなり回復。いつの間にかモフモフの冬毛に被われ、手触りが最高になってきました。
近頃は私や主人の膝やお腹に良く乗るようになりました。(少し寒くなってくるとどこのお宅でも同様かと思います。)



写真1 チャンチャンコを着た主人に抱かれ満足気なモッチ。
写真2 日向を探して移動しては寝てばかりいるモッチ。
写真3 目を覚ましかけて寝ぼけ眼のモッチ。
写真4 額を床の毛布に押し付けて寝るモッチ。
以前テレビで「土下座をするネコ」としてこのポーズをするネコちゃんが紹介されていましたがウチの子も時々このポーズで寝ます。よく息が詰まらないものだと不思議です。
寂しがりの子がするポーズだという説もあるようで少し切なくなってきますが
ウチの子のとびきりおかしくて可愛いポーズです♪


■神戸・大阪地区は連日35℃超す猛暑が続いています。
モッチは時々体調を崩しながらも今は元気です。
この時期はネコちゃんを飼っておられるお宅ならどこでも愛猫の「ヘソ天」が見られることでしょう。
モッチの丸い寝姿もご紹介いたします。


■『モッチの部屋』を開設してから、何も更新する時間的余裕がないまま、今にいたってしまいましたが、モッチ自身にはいくつかの変化がありました。あまりうれしくないことばかりなのですが・・・
まずは、FIV(ネコ免疫不全ウィルス感染症)のキャリアであることが判明してしまいました。私は、主人の故郷で暮らしている間に当然血液検査は済ませていて、シロだと思いこんでいたのでショックでした。
もちろん人間にはうつりませんし、人間を介して他のネコにうつることもありません。またキャリアでも一生発症せず、天寿を全うする子もいるので、それに望みをかけ、とにかく、なるべくストレスの無いよう大切にするしかないと思っています。
ただ、鼻水が止まらないので、もう発症してしまっているのでは・・・といつも不安な気持ちです。
抗生物質を飲ませると、今度はてんかん発作を起こしてしまう体質なので、今は、ただ、注意深く見守っています。
また、高齢ネコが発症することがある「甲状腺機能亢進症」であることもわかり、投薬治療を続けています。その病気にともない、腎臓の機能も低下しているので、処方食を食べさせています。
「とうに10才は超えている」とおっしゃったお医者様の言葉が正しかったのだと今は認めざるを得ない状況ですが、食の細いモッチなりに何とか食べ、時には甘え、それなりに元気には過ごしており、2.62kgの体重をやっと維持しています。
私にとってモッチがどんな存在であるかというと・・・
「家族の一員」・「かけがえのない大切な存在」
どんな表現も軽々しく感じられ、言葉では言い表せないほど大切で、必要な存在であるとしか言いようがありません。
もしかしたら、もう、そう長くは一緒に暮らせないかも知れないと自分に言いきかせてはいますが、とにかく、一緒に過ごせる日々をいとおしんで大切に過ごしたい・・・。
一日でも長生きしてくれるよう祈っています。


▼モッチの写真